遭難事故の防止を登山者に呼び掛け 南アルプス市・広河原

 南アルプス、鰍沢両署は3日、南アルプス市の広河原で山岳指導を行い、登山者に遭難事故防止を呼び掛けた。

 両署などの約10人が午前7時から約2時間、白根三山などに向かう登山者にチラシを配り、十分な装備や登山計画書の提出を求めた。

 南アの夏山シーズンは6月26日の開山祭で幕を開けた。この日朝の登山者の駐車台数は約250台。今月17日には南アルプス林道の通行止めが時間、車両規制を敷いて解除されることから、今後も登山者の増加が見込まれる。南アルプス署によると、ことしは残雪がほとんどない状況。「登山計画書を必ず提出し、安全登山を心掛けてほしい」としている。

【写真】安全登山を呼び掛けた山岳指導=南アルプス市の広河原

(2004年7月4日付 山梨日日新聞)

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