2015.6.21 News /

エコパーク1年で企画展 芦安山岳館犬塚さんの絵画並ぶ 北岳など31点

南アルプスの国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」登録1周年を記念した企画展「自然児 犬塚勉絵画展」(山梨日日新聞社、山梨放送、南アルプス市主催)が20日、同市芦安芦倉の南アルプス市芦安山岳館で始まった。

犬塚勉さん(1949~88年)は川崎市に生まれ、6歳で東京・稲城村(現稲城市)に転居。多摩丘陵と多摩川の自然に囲まれて育った。都内の小中学校で美術教師をしながら南アルプスなどに登り、自然の姿を描いてきた。企画展では北岳の稜線を描いた代表作「縦走路」など絵画31点や、犬塚さんが使っていた登山道具などが展示されている。

同日はオープニングセレモニーが行われ、関係者約60人が出席。塩沢久仙館長は「絵画展をきっかけに南アルプスのいいところを知ってもらい、エコパークの活動推進につながってほしい」と話していた。

企画展は10月25日まで。入場料は大人(中学生以上)500円、子ども250円。開館は午前9時~午後5時。休館日は水曜日(7月23日~8月31日は無休)。問い合わせは同館、電話055(288)2125。

【写真】南アルプスのユネスコエコパーク登録1周年を記念した企画展=南アルプス市芦安山岳館

(山梨日日新聞 2015年6月21日付)

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