2014.12.05 News /

県内各地で雪 夜叉神峠登山口も銀世界

 山梨県内は4日、各地で雪が降り、甲府地方気象台は甲府で初雪を観測したと発表した。甲府の初雪は平年より20日、昨年より14日早い。

 気象台によると、同日午前6時20分ごろ、職員が目視で雪が舞うのを確認した。観測地点のある甲府と河口湖で1センチ以上の積雪はなかった。

 南アルプス市芦安芦倉の夜叉神峠登山口付近は、積雪で一面の銀世界に。夜叉神ゲートの関係者によると、4日朝から細かい雪が降り続いた。積雪は正午過ぎには5センチほど、午後4時半ごろには15センチ近くになった。一方、北杜市大泉町西井出の県立八ケ岳自然ふれあいセンターによると、同センター敷地内には約2センチの積雪があった。

 県内の同日朝の最低気温は山中湖が氷点下4.3度、甲府・古関が氷点下1.0度、大泉が氷点下0.5度、甲府が1.8度、河口湖が0.4度など。

 気象台によると、冬型の気圧配置で放射冷却現象が強まり、週末にかけて冷え込みが続く見通し。甲府の予想最低気温は5日が1度、6日は氷点下1度、7日は氷点下4度。〈礒村遼平、広瀬徹、駒田明大〉

 (山梨日日新聞 2014年12月5日付)

月別
年別