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富士吉田署と県警山岳警備安全対策隊は２９日、富士吉田市新屋３丁目のモンベル富士吉田店前で、山岳遭難防止を呼びかける啓発活動をした＝写真。冬山シーズンを前に、安全な登山に向けた対策を呼びかけた。 署地域課と同隊員ら４人が、登山用品などを買いに訪れる来店者に万全な装備やルート確認の徹底を訴える啓発グッズを配布。登山予定の山などを尋ねるアンケートもしながら、必要な装備や登山届の確実な提出を促した。 同課や同隊によると、冬山シーズン（１２月～翌３月）に県内で発生した山岳遭難は、２３～２４年が２５件、２４～２５年が４０件で、新型コロナウイルス禍明け以降増加傾向にあるという。
(山梨日日新聞 2025年11月30日掲載)
