2010.12.25 News / その他 /

案内板デザイン統一へ 南ア・芦安 山岳観光地の景観に配慮

 南アルプス市は、南アルプスのふもと芦安地区で、山岳観光地の景観に配慮し、統一性をもたせた看板の設置を行う。今後、同地区住民を交えた集合看板整備委員会(仮称)を発足させ、設置場所やデザインを協議した上で、来年度以降に設置していく計画だ。

 市建築住宅課によると、芦安地区には、旧芦安村や民間が設置した施設や観光情報などを紹介する看板が新旧50枚ほどある。統一性が保たれていないほか、老朽化したものも目立っているという。

 市は年度内に芦安地区の観光関係者ら外部者を交えた組織をつくり協議。設置する場所や統一したデザインなどを検討していく。既存の看板については撤去していく方向で取り組みを進めるという。

 同課は「官民の協働事業により、景観にすぐれた里山づくりを行い、観光振興につなげていきたい」としている。

(2010年12月25日付 山梨日日新聞)

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