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2003.3.13 所属カテゴリ: 芦安 / 自然文化 / 文化財 /

芦安砂防ダム

 山梨県南アルプス市芦安。下流の土砂災害を防ぐために1917年(大正6)年3月、御勅使川瀬戸口に日本で初めてセメントを使用した近代工法の芦安砂防ダム25基が完成した。下段圧力式・上段アーチ式で、主ダムは高さ22.5メートル、幅66.6メートル。その中の一つ「芦安大堰堤」は国指定文化財。近くに経緯を記した碑文がある。
 南アルプスの唐松峠付近の標高1600メートル地点に源を発する御勅使川。洪水時には土石流を甲府盆地にまで押し出した。そのために1882(明治15)年、砂防工事を起こし芦安堰堤などで流出土砂を止め、源堰堤から御勅使橋に至る4キロ間を河底を下げながら、床固め堰堤と護岸工を整備した。

南アルプス市芦安の御勅使川に日本で初めてセメントで建造した大堰堤