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2004.7.01 所属カテゴリ: 甲斐駒ケ岳 / 登山 / 登山コース・開山祭 /

ハイキング・仙水峠

 南アルプス北部の最深部にある峠。甲斐駒ケ岳の展望台として人気がある。北沢峠のバス停で下りて北沢に沿って登って行く。途中にある仙水小屋の水は、夏は氷のように冷たく、この水を飲むために登っても満足できる。南アルプスの雰囲気に浸りたい人たちにお勧めコース。
南アルプスNET―ハイキング・仙水峠
【参考タイム】
北沢峠 0:10


0:15
南アルプス市長衛小屋 0:40


0:30
仙水小屋 0:20


0:15
仙水峠

 北沢峠までは、南アルプス・広河原から南アルプス市営林道バスで入る。長野側からは伊那市営林道バスを利用。バスを下りたら山梨県側に林道を下る。200メートルほど行って左の登山道を下ると、北沢の河原に出る。南アルプス市長衛小屋、キャンプサイト、トイレがある。ここに山小屋を開いた竹沢長衛のレリーフもあるので、先人をしのびたい。

 小屋の前を通り抜けて北沢を丸太橋で渡る。登山道は二手に分かれるが、右は栗沢山へ行く。左へ沢の上流に向かって進む。えん堤の端を登ったり下ったりを繰り返し、沢を渡ると本格的な登りになる。一カ所、岩場がありロープにすがって越えるので慎重に行動する。もう一度沢を渡り返し、急坂を登り切ると仙水小屋に到着だ。小屋に向かって左に、ホースから勢いよく吹き出す水場がある。夏でも手がしびれる冷たさだ。ひと汗かいた後だけに、体に染み込むおいしさだ。

 水場と小屋の間を抜けて仙水峠に向かう。テント場を過ぎ、うっそうとした針葉樹林がしばらく続く。シャクナゲが混じり始め、短い急坂で樹林を抜けると、岩石に覆われた斜面が左に広がる。ここからは岩石帯の緩やかな登り。右が栗沢山、左が甲斐駒ケ岳に続く尾根の斜面にはさまれた沢状になっている。岩石帯が終わると仙水峠に着く。

 正面に摩利支天の岩峰が迫る。その左上に甲斐駒の山頂が白く輝く。足下の大武川の谷から霧が沸き立ち、眺めに飽きる事はない。振り返ると仙丈ケ岳が、たおやかな姿でたっている。

 帰りは来た道を引き返す。
※注意
 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。