1つ前のページに戻る

2003.3.13 所属カテゴリ: 北岳 / 高山植物 / コラム /

マナー守って高山植物撮影

 登山者が高山植物に対してする圧迫要因は盗掘、不法採取はもとより、踏み込みによる生育地の荒廃や登山道の拡大が大きな問題になっている。

 良いアングルを狙って生育地に踏み込む写真撮影者が原因のものも多く、特にラン科の植物は踏み込みによって絶滅のおそれがある。また花の咲いていない植物にも注意が必要だ。不要になったフィルムケース、箱などの投げ捨ても目立っているという。北岳の花たちは登山道からでも十分に撮影できるので、三脚の位置にも注意しマナーを守って撮影しよう。