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2003.3.13 所属カテゴリ: 芦安 / 自然文化 / 地質・火山帯・地下水 /

桃の木累層

 山梨県の御坂層群を構成する1累層で、岩質は泥岩を主体とするが、ときに酸性凝灰岩や凝灰質砂岩などの薄層を介在する。泥岩中には大型有孔虫化石をはじめ、底生や浮遊性有孔虫化石を産出し、この時代は前期中新世と考えられる。

 山梨県南アルプス市芦安桃の木が模式地であり、その層厚は約1000メートル、一般走向は糸魚川―静岡構造線の方向にほぼ一致する。一方、身延線市之瀬駅から久那土に通ずる勝坂(かんざか)一帯にも厚く分布し、さらに東方の湯川、毛無山付近へと接続する。