1つ前のページに戻る

2003.3.13 所属カテゴリ: 鳳凰山 / 登山 / 登山コース・開山祭 /

甘利山・千頭星山登山コース

 鳳凰山の前衛である甘利山と千頭星山は、手ごろなハイキングコースとして知られている。甲府盆地の展望台であり、甘利山は初夏のレンゲツツジが素晴らしい。
南アルプスNET―甘利山・千頭星山登山コース
【参考タイム】
甘利山広河原 0:20


0:10
甘利山 2:00


1:20
千頭星山

 起点の甘利山広河原までは、韮崎から車で入る。広い駐車場がある。甘利山つつじ苑の左右から登山道が延びていて、途中で一緒になる。右のコースは樹林の中。左は山腹を巻くように行く。どちらをとっても山頂までは20分ほどだ。途中はレンゲツツジの群生地で、季節には全山朱色に染まる。
 千頭星山へは、甘利山頂から西へいったん下る。鞍部からは笹が現れ、登りとなる。ピーク、平坦地、ピーク、平坦地を繰り返して登り、針葉樹林帯の急な登りを終えると南北に延びる頂稜に出る。北へ向かえば御所山に至る。千頭星山は南に行く。大西裏(2,066メートル峰)の東を巻いて行くと、開けた稜線に出る。背丈の低い笹原にモミやカラマツが点在する。左手遠くに富士山、右手後方に鳳凰山の地蔵ケ岳が、奥の院のようにそびえている。最後に急斜面をわずかに登ると山頂。樹林に囲まれて展望はない。ここから鳳凰山への登山道がある。
(甘利山広河原から約2時間20分。下り約1時間半)

甘利山のレンゲツツジ 甘利山からの千頭星山
※注意
 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。