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2003.3.13 所属カテゴリ: 北岳 / 登山 / 河川・沢・滝・渓谷 /

北岳・仙丈 両俣

 野呂川上流の通称の地名。本流がここで二分し、上流に向かって右俣と左俣に分かれる。右俣は間ノ岳、左俣は北岳に突き上げている。合流点やや下流の左岸が平地になっていて、両俣小屋が建っている。ここは古くは伐採の拠点で、芦安や長野県側から人が入って小屋掛けし、夏の間仕事をした。野尻抱影の随想「野呂川の樵夫たち」は、明治時代の両俣を描いている。