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2003.3.13 所属カテゴリ: 鳳凰山 / 登山 / 峠・尾根・バットレス /

鳳凰・杖立峠

 夜叉神峠と南御室小屋の間にある。大崖頭山の西山腹を通っている登山道は、ここで直角に曲がっている。顕著な峠ではないが、鉄パイプを組み合わせた指導標がある。昔、芦安の山仕事の人たちは、ここで背負子を降ろさずに休んだ。つえを背負子の下に立てて支えとし、立ったまま休憩したという。戦後間もなくまでは、峠から西に延びる五葉尾根に広河原への仕事道が付いていて、登山道としてもよく使われた。