2016.9.27 News /

南アルプス形成、地質学から解説 早川で講座

 南アルプス、北杜、韮崎、早川の4市町でつくる南アルプス世界自然遺産登録山梨県連絡協議会は24日、早川町役場で「南アルプス学講座」を開いた=写真。

 南アルプスの生物圏保存地域「エコパーク」の魅力や情報を発信する活動で20人が参加。山梨県立大の輿水達司特任教授が「南アルプスの形成史とフォッサマグナ」と題し講演した。

 輿水特任教授は地質学などの観点で南アルプスが形成されるまでの過程を解説。「形成史を知ることで、ライチョウや高山植物の希少性も分かり、より魅力を感じることができると思う」と話した。

 同講座は今後、来年2月までに学識経験者らを招いて10回開く。 

 (山梨日日新聞 2016年9月27日付)

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