2014.7.09 News /

雨で崩落 南アルプス林道

 山梨県は9日、南アルプス市芦安芦倉の林道南アルプス線で土砂崩落があり、マイカー規制中の夜叉神ゲート-広河原間の14キロを通行止めにしたと発表した。台風8号による降雨で地盤が緩み、崩れたとみている。

 県中北林務環境事務所によると、土砂崩落は8日午後2時半ごろ、夜叉神ゲートから広河原方面へ約6キロの地点で起きた。高さ約40メートルの斜面から縦約20メートル、幅約4メートルにわたって約80立方メートルの土砂が崩落。走行中のタクシーの屋根に落石がぶつかったが、乗客ら10人にけがはなかった。

 南アルプスは6月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録され、観光客増が期待されている。地元で「白雲荘」を経営する伊東隆雅さんは「今週末の宿泊客にはキャンセルしてもらった。書き入れ時で大きな痛手。ほぼ満室となっている19日からの3連休までには開通してほしい」と話していた。県道南アルプス公園線の奈良田-広河原間(18キロ)は通行できる。

 【写真】南アルプス市芦安芦倉の林道南アルプス線で8日に発生した土砂崩落の現場。雨で地盤が緩んだことが原因とみられ、マイカー規制中の夜叉神ゲート-広河原間は通行止めとなった=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

(山梨日日新聞 2014年7月10日付)
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