県立図書館 南ア国立公園60周年記念写真展
山や自然支える人紹介

自然保護官事務所職員が撮影した、南アルプス国立公園内の大自然や山を支える人々の写真が並ぶ。右は撮影者の一人、レンジャー=甲府・県立図書館

 南アルプス国立公園指定60周年を記念した写真展(環境省南アルプス自然保護官事務所主催)が12日、甲府・県立図書館1階のナレッジスペースで始まった。南アルプスを支える人々や動植物の写真とともに南アルプスの1年を紹介している。23日まで。
 写真は、生態系の保全や管理、野生鳥獣の保護などに従事するレンジャー(自然保護官)が日々の業務の中で撮影したもの。目の前に現れたライチョウや他の花に先駆けて満開を迎えるキタダケソウ、開山準備に追われる人々や防鹿柵を撤去するボランティアなどを捉えている。
 高山植物へのニホンジカの食害の影響や、地球温暖化、耕作放棄地の拡大などシカが増えた原因、もとの生態系に戻すための取り組みをパネルで紹介。シカの頭部の骨格や毛皮も展示されている。2階サービスカウンター前には南アルプス関連やレンジャーおすすめの本も並ぶ。
 南アルプス国立公園は1964年6月1日、八ケ岳中信高原国定公園と共に指定された。

(山梨日日新聞 2024年4月13日掲載)

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