広河原活用検討へ中学生が自然体験
南アルプス市がモニターツアー

環境教育モニターツアーで生徒は1泊2日の行程で原生林を散歩したほか、倒木を切るきこり体験をした

 南アルプス市は、同市芦安芦倉の広河原などで「環境教育モニターツアー」を行った。昨年6月にオープンした広河原山荘など、広河原を環境教育やツアーなどで活用していこうと実施した。
 14、15の両日に行い、南アルプス子どもの村中1~3年生20人が参加。生徒は1泊2日の行程で原生林を散歩したほか、倒木を切るきこり体験をした=写真。ガイドから南アルプスで育つ高山植物の説明も受けた。
 市観光施設課の担当者は「広河原はマイカー規制により気軽に来られないからこそ特別感が味わえる場所。林間学校など環境教育の場としての活用を検討していきたい」と話していた。

(山梨日日新聞 2023年9月23日掲載)

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