2006.8.20
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「山の日」は山梨を満喫 小説家と登山家対談/移住相談会/切手販売 イベントで盛り上げ
県森林環境総務課によると、シンポジウムは19日に開催。山岳小説を執筆している作家の樋口明雄さんと登山家の花谷泰広さん(いずれも北杜市在住)が、山梨の山の魅力について語る。参加者からの質問にも応じる。参加は無料だが定員300人で、16日までに事前申し込みが必要。長野県などと連携した「山の日」合同移住相談会(11日)も東京都内で開く。このほか5日には、富士山5合目の御中道を歩くツアーを行った。
また、県内各地で開かれている「山の日」に関連したイベントをまとめた冊子を2万5千部作製。各市町村や道の駅、観光案内所などで無料配布している。
県立図書館は20日まで、山梨の山と水に関する本100冊を、館内の情報サテライト1で紹介。利用者に山と水への理解を深めてもらうという。
日本郵便南関東支社は「山の日」にちなみ、山梨県を取り囲む富士山、北岳、間ノ岳の標高トップ3の山を題材にしたオリジナルの切手シート「山あり県」を販売。1シート1300円、限定2千セットを県内の郵便局200局(北杜郵便局と簡易郵便局は除く)で8日から販売を始めた。
切手作製の中心となった白根源郵便局(南アルプス市有野)の矢崎智之局長は「切手を通じ、県内の美しい山々や自然を少しでも多くの人に知ってもらいたい」と話した。
【写真】8日に販売が始まった切手シート=南アルプス市有野
(山梨日日新聞 2017年8月9日付)