南アIC周辺3.3ヘクタール整備へ市 活用事業者の公募開始

 南アルプス市は、同市吉田の南アルプスインターチェンジ(IC)周辺に整備する中央エリア(3・3ヘクタール)の活用を手がける事業者の公募を始めた。4日に企業募集案内を公開し、12月26日まで現地案内や個別説明などに対応する。商業施設や宿泊施設などの開業を想定し、2026年4月の立地協議開始から2~3年以内の操業開始を目指す。
 「中央エリア」は新山梨環状道路と中部横断自動車道などに囲まれた同市吉田と十日市場に位置する。市が策定する「南アルプスIC周辺高度活用推進計画」を踏まえ、複合施設「fumotto(フモット) 南アルプス」と連携し、「集客・交流・体験・滞在」を創出する事業計画を募っている。事業用地は、市が土地取得や造成など基盤整備を一元管理し、参入事業者との協議に基づき、貸借または売却する予定。
 来年1月5日から参加表明を受け付け、4月以降に立地に向けた協議を始める。

(山梨日日新聞 2025年11月5日掲載)

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