南アルプスは８００人　県警予想登山者数 初詣客今年並み３０万５０００人

　山梨県警は、年末年始（３１日～来年１月３日）の人出予想をまとめた。県内の主要神社・寺を訪れる初詣客は計３０万５０００人で、今年とほぼ変わらない見通し。

　県警地域課によると、甲府・武田神社が９万人で最も多い。次いで北杜・身曾岐神社が６万人、身延山久遠寺が５万人、甲府・金桜神社が４万人、富士吉田・北口本宮冨士浅間神社が３万５０００人など。

　身曾岐神社は今年、人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁さんとフリーアナウンサー高島彩さんが結婚式を挙げたことで話題となったため、「昨年より４０００人の増加が見込まれる」（同課）という。県警は各神社などで約２１０人体制で雑踏警備や交通整理などに当たる。レジャー施設では富士急ハイランドに３万５０００人が訪れるとみている。

　一方、県内の主要山系の予想登山者数（２９日～来年１月３日）は大菩薩・道志山系１５００人、御坂山系１０００人、南アルプス８００人、富士山６０人と予想している。

　（2011年12月24日付　山梨日日新聞）