櫛形山の自然保護を考える 巨摩高で講座 アヤメ群落の現状

 巨摩高は9日、櫛形山の自然保護について考えるパネルディスカッションを行った。

 県教委の地域教育推進事業として同校が開く講座「櫛形山の自然と保護」の一環。講師として招いた県民の森・森林科学館の石原誠さんらが、株数が激減する櫛形山のアヤメ群落の現状を解説した。

 参加した受講生や市民約20人は、アヤメ群落の保護の必要性を認識した様子だった。

 受講生の一人は「アヤメだけでなく、櫛形山全体の自然を守っていく総合的な対策を講じていくべきだ」と話していた。

(2008年2月13日付 山梨日日新聞)

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