2019.8.23 News /

国立公園の自然、レンジャー活写

南ア・広河原 観音岳、荒川岳…写真28点並ぶ

 関東地方にある国立公園の景色などを撮影した作品の展示会「環境省 アクティブ・レンジャー写真展~国立公園・野生生物の姿」(環境省関東地方環境事務所主催)が、南アルプスの登山口・広河原の野呂川広河原インフォメーションセンターで開かれている。

 同事務所管内にある6カ所の国立公園と8カ所の国指定鳥獣保護区で働くアクティブ・レンジャー20人が撮影した、A3サイズの写真28点を展示。佐渡島のトキの姿や小笠原諸島の青い海など、生き生きとした動植物や美しい風景の作品が並んでいる。

 南アルプス自然保護官事務所からは同レンジャーの本堂舞華さんが、南アルプス山域で最も大きいとされる荒川岳の「お花畑」と、鳳凰三山の観音岳から望む富士山の写真を出展している。同事務所は「登山や観光で広河原を訪れた際はぜひ立ち寄って写真を見て、レンジャーの仕事を知ってほしい」と話している。

 9月17日まで。広河原までの道路はマイカー規制中で、バスか乗り合いタクシーで訪れることができる。

 (山梨日日新聞 2019年8月23日掲載)

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