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2003.3.13 所属カテゴリ: 峡北 / 自然文化 / 寺社 / 文化財 /

願成寺本尊の阿弥陀三尊像

 山梨県韮崎市神山町。8世紀に始まった古寺を武田氏の祖・信義が再興、以来祈願所として祭られてきた。武田氏滅亡の時、堂宇が焼失し、現在の建物は寛文年間(1661―73年)に再建した。信義の墓もある。三尊像は重文で、中央に阿弥陀如来、脇侍(きょうじ)に勢至・観世音の2菩薩がある。約900年前に京都で活躍した仏師・定朝の流れをくむ人の作と見られる。