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2003.3.13 所属カテゴリ: 鋸岳 / 長野 / 登山 / 河川・沢・滝・渓谷 /

富士川水源碑

 富士川流域の人たちに治水事業と清流の大切さを知ってもらおうと1992(平成4)年7月、富士川水源碑設置委員会が開かれ、水源は山梨県白州町(現・北杜市白州町)と長野県富士見町の県境に位置する鋸岳山塊の標高約1700メートルの釜無川本谷上流端とし、水源碑、道標2基、案内板を設置することを決めた。

 同委員会は建設省(現国土交通省)甲府工事事務所、富士川砂防工事事務所、関係県町、学識経験者らで構成、同年6月から行われた合同調査の結果を踏まえて、釜無川本谷を(1)古くから地元住民から富士川の本流と言い伝えられ、長野県と山梨県の県境になっている(2)ほぼ直線の河状で地層的には本流と考えられる(3)東側の中ノ川に比べると谷が深く、流入する支流の谷が発達し本川にふさわしい(4)河川法による河川指定で釜無川本谷を富士川本川として告示している―などの理由によって水源とした。

 水源碑は8月7日に設置。高さ1.1メートル、直径15センチの木製で、「富士川水源」と記されている。富士川は長野、山梨の両県を流れ、静岡県の駿河湾に注ぐ。幹川流路延長は約128キロ、流域には約100万人が生活している。