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2003.3.13 所属カテゴリ: 甲斐駒ケ岳 / 峡北 / 自然文化 / 寺社 /

横手駒ケ岳神社

 山梨県北杜市白州町横手。甲斐駒ケ岳山頂の本宮の前宮である。旧白州町誌によると、祭神は国家鎮護、五穀守護の大己貴命、少彦名命。古代は医薬の神、牧場の神としても信仰された。祭日は4月20日で、神楽を奉奏する。

 古来から神社祭神の分霊、分祀が行われていたが江戸時代末期、駒ケ岳教は広く県内外に布教され、各地に「駒ケ岳講中」が成立するのに伴い、ほこらや碑が長野・平野村、甲府市山宮、韮崎市穴山町、南アルプス市(旧甲西町)などに建てられた。社殿建造物として本殿、拝殿、神楽殿、祈とう殿、社務所、鳥居などがある。

 1888(明治21)年、前沢の旧街道に長野の各講社の寄付で大鳥居が建立され、長野方面からの夏山登山の入り口とした。前宮の行事として、7月1日に「夏山開きの祭典」、10月1日に「夏山じまいの祭典」が行われる。ほかに1月14日の「筒粥(つつがゆ)の神事」、12月25日の「大祓(おおはらい)」がある。