更新日:2018年07月05日
山岳遭難防止策探る
甲府で8日にシンポ
 県山岳連盟(秋山教之会長)の創立70周年記念事業実行委員会は8日、甲府・県立文学館で、山岳遭難対策シンポジウムを開く。山岳関係者や遭難対策の専門家らが増加傾向にある遭難事故の原因について意見交換し、防止策を提言する。

 日本山岳サーチ・アンド・レスキュー研究機構(神戸市)の会長で、関西大の青山千彰名誉教授が基調講演。遭難事故の調査結果の分析に基づいて、事故の傾向や対策について話す。日本山岳・スポーツクライミング協会(東京)や国立登山研修所の関係者らによる「山岳遭難事故を減らすためにするべきこと」をテーマにしたパネルディスカッションもある。

 県警地域課によると、昨年1年間に県内で発生した山岳遭難は161件で、遭難者数は180人。ともに1965年の統計開始以降で最多だった。

 秋山会長は「遭難事故の多くは知識や体力、不十分な登山計画が要因。人命を守ることを第一に、過度な規制強化を招かないためにも、具体的な対策を探る場にしたい」と話している。

 午後2〜5時半(午後1時半開場)。参加無料で申し込みは不要。問い合わせは同実行委、電話090(1043)4130。

 (山梨日日新聞 2018年7月5日付)